アラフィフだって、20代、30代と同じ服を着たっていいわよね。
そう思っているアラフィフファッション志向のあなた。
もちろん構いません。
……ただし似合うなら。
でも着こなしの前に、アラフィフならこれだけは知っておきたいタブーがあるんです。
そのタブーを知らないと、あなたは大変なことになってしまうかもしれません。
ですから今回はその点、しっかり述べておきますね。
アラフィフが若い子たちと決定的に違うのは、ズバリ
体型!
です。
女優さんのようにエステに通い、ジムに通い、若い頃の体型を維持している人は別にして、そんなことはしていない大部分のアラフィフは、下がりつつ、あるいは下がってしまった胸やお尻を、誰よりも実感しているはず。
そして若いころにはなかった贅肉が、あちらこちらについているはず。
しかも、若いころなら太ってもつかなかったであろう部分に、さほど太っていなくともしっかりとムダな肉がついてしまうものです。
つまり、アラフィフファッションのタブー、それは
身体の線が浮き出る服!
なのです。
たとえばこういうのはいけません。
脇の下とか、腰回りとか、贅肉のある部分がはっきりわかってしまっています。
サイズの問題だけではないでしょう。
この柔らかくて薄いカットソーは、着心地はいいかもしれませんが、身体のラインを拾いすぎます。
スカートもリネンなのでしょうか、座りじわができて、まるでサイズがあってないための横じわのようにも見えてしまいます。
これはデニムのほうがよかったと思います。
痩せていて、贅肉がないならそんなことは関係ないと思いますか。
こちらの人は、アラフィフどころかアラカン、もしかしたらそれ以上でしょう。
ご覧の通り痩せています。
でもテロテロ素材のワンピースとレギンスで身体のラインがくっきり。
見ていて恥ずかしくなるほどです。
これ、モデル体型の人ならすごくセクシーだろうなと思いますが、この人は垂れた胸の位置とか、脚のかたちとか、見れば見るほどわかるので、はっきり言ってイタイです。
やはり服を着るなら、裸でいるよりも格好よく、スタイルよく見えなければ。
服は、寸胴とか短足とか、
欠点を隠すためのものでもあるからです。
着たいから着るという自己満足だけで服を選べるのは、若い人の特権と認識し、アラフィフはオノレを知って服選び、着こなしの工夫をしたいところ。
それこそ今までいろいろな服を試してきた、アラフィフの経験の活かしどころではないでしょうか。
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